捨てきれない思い

自閉症と診断を受けた3歳。

当時、友達に教えて貰ったデイを1つ

利用しているだけだった。

そこは家から車で40分程かかる。

言語聴覚士のリハビリ

が受けられるデイだった。

1対1のリハビリが30分程、そのあとは

保育とゆう内容。

 

家から40分。まぁまぁ遠い。

この時間は、ずっと、くよくよしていた。

『まだいつかみんなに追いつく』

とゆう思いが、自閉症だと診断されて以来

口に出して言えなくなってきていた。

ととくんをみれば

普通ではないことがわかる。

喋らないし、奇声もある。

福祉の人や専門の人から見れば

将来的にどの程度までの成長しか見込めないこともわかる。

だから、

『追いつきたい』と言うと

みんな応えようのない顔をした。

それでも、

自分の中では、整理がつかない。

 

いま、喋らないけど、

急に喋り出すかもしれない。

 

その思いは、なくならず、

でも、誰にも言えず、

ただ不安で、辛くて、

どうしたら成長するのか

何もわからない

どうしたらいいのか

わからない

なんで、こんなことになったんやろう

わたしのなにが悪かったんやろう

 

2年間くらいは、

ずっとこんな感じで、

立ち止まってました。

自分でわかるほど、

立ち止まってました。

嫌になるほど、一人で泣きました。

全然前に進めなかった。

 

いま、思うと、たぶん、それは、

『障害を受け入れる』

とゆうことが出来てなかったんやろうなぁ

と思います。

 

障害を受け入れてください。

と、

まず、言われるけど

それがどうゆうことなのか

どう考えればできるのか

わたしにはなかなかわからなかった。

でも

それができたのは、

ととくんの問題行動が続いたからでした。